資産運用・金融の知識

海外富裕層がやっているトラストとは??なんでトラストを使うの?

こんにちは!1stペンギンです。
みなさん、海外富裕層ってどんなイメージですか?

とにかくお金を持ってて、先祖代々お金を持ってて子供も困ってなさそう。そんなイメージを持つ方が多いと思います。

映画なんかでもお金持ちの息子が出てきて
「トラストの口座にお爺ちゃんがお金を入れてくれて、、」
「親と喧嘩して口座のお金を引き上げられた」

とかトラストの口座が、、 とか言っているシーンがあると思います。

これは欧米の富裕層が使っているトラストのことを言っている
ケースだったりするのですが、
自分みたいな一般人には縁がないと思われる方も多くいると思いますが 今回は海外富裕層が当たり前にやっているトラストについて説明します。

トラストって何?

トラストの概要・仕組み

トラストは、財産を信託する「委託者」、信託された財産を管理・運用する「受託者」、信託された財産から生じる利益を受け取る「受益者」で構成されます。

委託者はトラストを利用すること自分の資産を切り離し、受託者に運用させることで資産を独立化させることができます。極端なイメージでいうと、自分の資産ではなくなります。

信託された財産を管理・運用を受託者がし、でた利益が受益者に渡されます。

トラストの仕組み上、資産の所有権が分離されることで、仮に自分に万が一があった際に自分の資産の安全性がより確実になります。

トラストの登場人物・組織

 

委託者(お客様(投資家))
財産を信託する人。信託は、この委託者から始まります。委託者は、信託する財産をどのように使うか、だれのために使うかなど、信託の目的や受益者を誰にするかなどを決めます。個人でも、企業などの法人でも、委託者になることができます。

受託者(資産を運用する人、企業)
委託者から信託された財産を管理・運用する人。受託者は、委託者が決めた目的に沿って、「受益者のために」信託された財産を管理・運用し、その結果、生じた利益を受益者に交付します。信託銀行等の金融機関や信託会社が信託業を営んでおり、受託者としての重要な役割を担っています。

受益者(配偶者や子孫など)
信託された財産より生じた利益を受け取る人。信託された財産は受託者のもとで管理・運用され、それにより生じた利益が受託者から受益者へ渡されます。受益者は委託者が決めますが、個人でも法人でもなることができます。親族である必要はありません。

 

トラストに使われる用語まとめ

トラスト 資産の運用・管理を信用して委託し、定めた受益者に対して運用利益を与える約束のこと。
管財人 財産の管理に関する法的書類の作成や入出金の管理を行う機関
オフショアセンター 金融取引に対する法規制、税制、為替管理などを緩和・撤廃し、国際金融取引の拠点となっている地域。
カストディアン 投資家に代わって有価証券の管理を行う機関。
分別管理 投資家から預かった資産と、証券会社や信託銀行が保有する自社の資産を分けて管理すること

 

何故富裕層はトラストを使うのか

安定した運用

トラストは投資というよりも資産運用に重きを置いています。

例えば、FXでのデイトレードで預かった資産を増やします。ではなく、インデックス運用や、仕組債等、デリバティブを用いたりして安定した運用を目指します。

トラストは中世の英国に起源をもち、昔から富裕層たちが財産を上手く保護・相続させていくために使用してきた仕組みです。

トラストには、資産の所有権がもともとの資産の所有者から分離されることで、資産の保全がより確実になるという特徴があります。

委託者は資産をトラストすることにより、資産を自己の所有から切り離し、外部化・独立化させることができます。資産が委託者から所有分離されることにより、例えば委託者が倒産・破産したような場合に、倒産隔離をすることができるといったメリットがあります。

※投資と資産運用の違い

相続に強い

相続の場合に使うとそこに相続税はかからないので、相続税対策が可能になります。

委託者から所有分離された資産を、受託者が管理・運用して、その利益を受益者に渡す仕組みであるトラストには、資産の所有権がもともとの資産の所有者から分離されることで、資産の保全がより確実になるという特徴があります。

信託保全の仕組みを活用することで、家族が望まないタイミングでの相続を防ぐことができます。

ポイントはトラストの運用中は税金掛かりません。手数料と受け取り時のみになります。

また、委託者に万が一の事があったとしても、大切な家族はその時々の状況に合わせた適切な対応が柔軟に選択できるようになります。

積立期間が残っている場合は、相続人がそのまま積立を継続することも可能です。自身の大切な資産自体はさることながら、資産を受け継ぐ大切な家族を守ることができます。

 

以上となります。

資産運用のご相談ありましたら、なんでも気軽に問い合わせいただければと思います。